秩父エリアを目的地とした日帰りバスツアー情報

埼玉県の西部に位置する自然豊かな秩父エリアは、東京の奥多摩エリアと並んで埼玉県東部や東京都心在住者にとっての身近な行楽地として人気です。そんな秩父とはどんな場所で、どんな名所があるのでしょうか?また、バスツアーに関してはどんな商品が販売されているのでしょうか?日帰りバスツアー参加を検討しているかた向けに基本的な情報をご紹介します。

秩父市・秩父地方の概要

「秩父」という語句には2つの意味合いがあり、秩父市の事を指す場合がある一方、周辺地域を含めた広範囲が「秩父エリア」と扱われる場合もあります。そして、広域エリアとしての「秩父」には秩父市のほか、長瀞町・小鹿野町・横瀬町・皆野町という4つの町が含まれます。

秩父エリアの中枢である秩父市はもともとは今ほど広大な面積ではなかったものの、2005年に吉田町・荒川村・大滝村を編入した事によって大きく面積を広げました。特に旧大滝村を編入した事によって面積は大きく広がり、今では市の西端エリアが群馬県・長野県・山梨県・東京都と接しています。

秩父駅・西武秩父駅周辺エリアは開発が進んでいる一方、3県の境界線に山頂がある甲武信ケ岳(標高2475m)のように自然豊かなエリアもあります。小鹿野町は秩父市の西側に広がる自治体で、東部は秩父鉄道沿線付近に位置しており、秩父市からアクセスしやすい町です。

横瀬町は秩父市の東側に位置する西武秩父線沿線の自治体で、秩父市と横瀬町の境界線には武甲山がそびえ立っています。秩父市の北側に位置する皆野町・長瀞町は秩父鉄道沿線地域になりますが、その中でも長瀞町は秩父市同様に観光地として栄えている事で有名です。

埼玉県内の一部エリアからは電車でアクセスくにくい秩父

秩父エリアは東京都心や埼玉県南部からアクセスしやすい一方で、埼玉県の東部からは電車でアクセスしにくい側面をもちます。具体的には、まず所沢や東京の池袋からだと西武池袋線の特急で乗換えの必要なくアクセスできます。

一方で、大宮や浦和・春日部といった場所から電車で行こうとすると何度も電車を乗り換えなけれはならず、特に寒い冬に駅のホームで電車を待つのは大変です。そんな中、埼玉県の東部に住んでいる人達の間では、さいたま市を出発地点とする格安日帰りバスツアーが大人気となっています。

秩父地方の日帰りツアー例「パワースポット・秩父三社」を巡る旅

秩父エリアには「秩父三社」という3つの大きな神社があり、パワースポットとして知られる三社を1日で巡るバスツアーの人気が急上昇中です。3つの神社とは、秩父神社(秩父駅そば)、三峯神社(秩父市内の旧大滝村エリア)、宝登山神社(長瀞町内)を指しますが、それぞれの距離が離れています。

そのため、電車の旅だと1日で3つすべてを廻りきるのは困難ながら、バスツアーであれば可能です。3つの神社を一つずつ紹介していくと、まずバスツアーで最初に立ち寄る傾向の三峯神社は秩父市の山岳地帯に位置する神社で標高は1000mを超えます。

かつてはロープウェイでアクセスするのが一般的だったものの2007年に廃止されたため、現在はバスでアクセスするのが一般的です。こちらの神社の敷地内には視界が開けた場所があり、そういった場所からは周囲の山々がよく見えます。

続いて、秩父神社は市街地エリア内にある学業成就にご利益があるといわれる神社で、一般的には12月初めに開催される「秩父夜祭」で有名です。3つ目の宝登山神社は秩父鉄道・長瀞駅の西側に位置する神社で、火災・盗難といった災難を除けるご利益があるといわれています。

なお、神社は宝登山という標高約500mの山の頂上そばに位置しており、自由時間には山頂からの眺めを楽しんでみるのがおすすめです。

秩父地方の日帰りツアー例「羊山公園・長瀞岩畳」を巡る旅

秩父三社を巡る場合、3か所の移動に時間がかかるため日帰りだとそれ以外の秩父エリアの名所に行く事ができません。そのため、市街地内の秩父神社と並ぶ名所「羊山公園」に行きたい場合は、また別のバスツアーに参加する必要があります。

この羊山公園とは2000年代に入ってから約1.7万平方メートルの敷地に咲き乱れる40万株以上の芝桜の美しさで一気に有名になったスポットです。

今では関東で人気ナンバー1の芝桜スポットにまで成長しており、池袋から直通の西武池袋駅そばという好立地が受けて西武線特急でやってくる人が急増中です。なお電車ではなくバスツアーで羊山公園に行く場合は長瀞の名所「岩畳」にも立ち寄れるケースが多く、このエリアでは特別天然記念物の岩畳を近くで見られます。

関東では4/1前後に咲く桜だけでなく、約1か月遅れて咲く芝桜にも毎年魅了されているかたは、春季限定の羊山公園等を巡るツアーに参加してみる事をおすすめします。

秩父に向かう日帰りバスツアーの料金とは?

東京や埼玉東部から秩父エリアに向かう日帰りバスツアーは、内容にもよるものの安い商品なら5000円程度で参加出来る傾向です。しかし、食事付きプランとなると料金が上乗せされて7000円前後かかったりします。

その他、1万円を超えるような豪華日帰りツアーも存在し、予算によって様々なタイプのツアーに参加する事が可能です。

様々な年齢層向けの日帰りバスツアー

電車に個人で旅行に行く際のデメリット

東京都心から西武池袋線の「特急ちちぶ」で池袋秩父に向かう場合、所要時間はわずか約1時間20分で、運賃も往復約3000円です。そのため西武秩父駅付近の有名スポット(羊山公園・秩父神社など)を廻るだけで良いなら電車で向かうのも良いかもしれません。

しかし、幅広いエリアを電車・バス・タクシーで巡るとなると安い移動手段を選んだとしても相当な交通費がかかります。また、バスの本数が少ないため日帰りだとあまり色々なところに遊びに行く事は出来ません。そのため、秩父の幅広いエリアを効率よく時間通りに巡りたい場合は、電車で遊びに行くよりもバスツアーに参加するほうがおすすめです。

秩父への日帰りバスツアーに行く際の持ち物

秩父三社を巡るツアーに参加する場合は、持ち物に注意する必要があります。午前中、三峯神社に到着するとなると、標高1000m以上あるため季節によっては相当気温が低い中で休憩時間を過ごさなくてはなりません。そのため、携帯しやすくて軽いダウンジャケットをリュックやバッグの中に入れておくことをおすすめします。

また、ダウンジャケットのボトムス版であるダウンパンツあたりも併せて持参すると良いでしょう。また、空気が澄んだ冬季はかなり遠い場所が見える傾向ですが、望遠鏡を持って行くと遠くの山々がより良く見えます。